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  • 執筆者の写真Rajasthani Madhu

唄と踊りのインド〜インド草の根芸能祭を終えて 前編

更新日:2022年3月19日

唄と踊りのインド〜インド草の根芸能祭


2022年1月30日(日)に錦糸町のシルクロードカフェにて開催されたこちらのイベント。

サブタイトルは、インド南北4州の唄とフォークダンス シルクロードカフェに集結・競演


まぁとにかく、私はこのイベントを終えて、意識改革が起こったのです。

それはきっと一緒に出演してくれた生徒たちも同じだったことと思います。


彼女達は生徒というか仲間のような存在で、一緒に学びを深めてくれてる特別なメンバーです。


主催は、東インドベンガル州の「バウル」の修行者であるパロミタ友美さん。


このイベントが開催に至るまでのお話は是非彼女のブログを読んでみてください。





彼女のブログはただのブログではなく、インドの文化や音楽、芸能に関する学びがいっぱい。しかもかなりDeepなレベルのお話が盛りだくさんなので、ご興味ある方は是非!


出演者は


西インド(ラージャスターン州)

Rajasthani Madhu & Rangi Phool


東インド(西ベンガル州)

Tomomi Paromita パロミタ


南インド・西(ケーララ州)

Prakrti プラクルティ


南インド・東(タミルナードゥ州)

Nrithyanjali ヌリッティアンジャリ


の4組でした。


パロミタさん以外は初めましての方々ばかりで、

演奏や踊りを拝見させていただくのも初めて。


インドの「フォーク」繋がりということで、パロミタさんがつくってくれたこの機会。


インドの踊り、と言っても数百種類あると言われています。

その多くは、古典、フォーク、そしてボリウッド、が一般的に知られている大きなジャンル分けでしょう。


なんというのが正解か、いや、正解なんてないんだけど、

「媚びない踊り」を目指してきた私達にとって、

リハーサルの段階から、他の出演者の皆さんへ勝手に近いものを感じていました。


私と生徒4名で挑んだこの日。

私達は2つのラージャスターンの踊りを披露させていただきました。


最初の演目は、頭に壺を乗せ踊るチャリダンス(Charidance)。


全編動画はyoutubeにアップしました。

シルクロードカフェさんの素っ晴らしい映像です。




砂漠地帯のラージャスターンでは、女性達が壺をかかえ、水辺へ向かい、その壺にたっぷりと水を汲んで、頭に乗せてまた帰路へ。


そんな風景を踊りにしたものがチャリダンスです。



現地では壺の中にオイルをしみこませたロープのような紐を入れ、火のついたマッチを壺の中にポンと放り込みます。


(おそらく、エンターテイメント用として発展していった形と推測します。)




ラージャスターンのフォークダンスは数種類ありますが、この種類でしか使わない動き、というものもあります。


この雑技団のような?

片足でバランスを取るのもチャリダンス特有の動きと言えるでしょう。

(お隣グジャラート州のフォークダンス、バワイダンス(

Bhavaidance)と言って、複数個の壺を頭にのせて踊るものもラージャスターンではよく踊られていますが、バワイダンスでもこの動きは取り入れられています)



そしてもうひとつの演目は、カールベーリヤー(カルベリヤ・カルベリア)ダンスです。


こちらの演目へかける想いを綴り出すと、スクロールしていただく量が増えすぎるので、また後日。






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